このパンツが定番たる所以とは何か。

アディダス オリジナルスを象徴するトラックスーツは、1979年にテニスのトレーニングウェアとして誕生しました。80年代になると、ヒップホップカルチャーに愛され、上下セットでもそうでなくても、このトラックスーツにアクセサリーで着飾ったスタイルが、アメリカ東海岸で大ブームに。瞬く間に日本でも話題になり、それまで「アディダスのジャージー=運動着」のイメージを変えてしまいました!

そんな歴史から、音楽との結びつきが強そうなトラックスーツですが、最近はむしろ、ベーシックアイテムとして再びブームに。そう、動きやすさや着心地のよさを求める昨今のトレンドにぴったりなんです。こんなにツヤ感のあるトリコット素材も、スポーティでモードな印象に。最近はバリエーションも増え、本作のようにスリムフィットが登場して、コーディネイトもしやすくアップデートされています。

そして今回紹介する「3ストライプ スーパースター トラックパンツ」はテーパードを効かせたすっきりとしたシルエット。もともとサイドの3ストライプは、縦のラインを強調してくれるで、よりスタイリッシュに見えること間違いなし。裾にはリブがあしらわれ、自慢のスニーカーやサンダルに裾が被りません。上品な中にもアクティブさが生まれ、ジョガーパンツに慣れ親しんだ大人の男性なら、だれでも気軽に取り入れることができそうです。

足元は、やっぱりアディダス オリジナルスのシューズと合わせたいところ。例えばFIGUREでも取り扱いのある「NMD」シリーズと合わせたら、よりモダンに見えるでしょう。女性なら、スーパースターをベースにゴムリブをつけた大人気の「スーパースター スリッポン」が合わせやすそうです。そしてユニセックスで好評のスポーツサンダル「アディレッタ」をさらりと合わせて、抜け感を演出するのもおすすめ。と、いうように、パンツが誰にでも愛されるベーシックだから、足元を選びません。リラックス、スポーツ、モードすべての要素を備えた最強の一本は、つまりコンビニから公園から都会のおしゃれ着にと使える頼りになる存在。ワードロープに一本持っていくととても便利ですよ!

 


 

小澤匡行 – MASAYUKI OZAWA
1978年生まれ、千葉県出身。雑誌『Boon』でライター業をスタート。現在は編集・ライターとして『MEN’S NON-NO』、『UOMO』(集英社)等の雑誌やカタログ、広告などで活動。2016年に『東京スニーカー史』(立東舎)を上梓、近著に『SNEAKERS』(スペースシャワーネットワーク)の日本語監修など。

 


 

「ディテール」
SST TRACK PANTSのディテールにクローズアップ。欲しい機能を備えたパンツは毎日でも履きたい一本です。

ウエストは総ゴム&ドローコードでサイズ調節が可能。

フロント左右にジップポケット。

左ポケット下にトレフォイルロゴを刺繍。

スニーカーとの相性抜群な裾リブ。

 


「シルエット」
身長サイズ別でのシルエットの違いを調べてみました。ご購入の参考になれば幸いです。

モデル身長165cm、Sサイズ着用

モデル身長165cm、Mサイズ着用

モデル身長175cm、Mサイズ着用

モデル身長175cm、Lサイズ着用

モデル身長159cm、XSサイズ着用

モデル身長159cm、Sサイズ着用

 


 

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