名作モデルをドッキング！ナイキのエアマックス90/1

本日は、FIGUREでも数多く取り揃えているナイキの”エアマックスシリーズ”から、販売当初から現在まで、多くの人々に愛されているアイコニックなモデルを3足紹介します。

競技用に作られたシューズを、アスリート以外の一般のユーザーが履くようになった1980年代後半。さまざまな開発によって高品質のシューズが次々とリリースされていく中でメーカーが目標に掲げたのは、斬新なフォルムやカラーリングなどでテクノロジーを視覚化することでした。そこでナイキは、認知の低かったギミックの部分をより多くの人々に知ってもらうため、衝撃吸収性と安定性を併せ持つミッドソール内蔵のエアユニットを、ビジブルエア、つまり”見える”エアとして、ビジュアルで表現しました。

AIR MAX 1

こうして生まれたのが、1987年に発表されたAIR MAX 1。今までミッドソールに隠れていたエアユニットを、外からも見えるように設計しました。ミッドソールに設けられた窓は、エアバッグが変形した時の膨らみをサイドに逃す役割を持ち、見た目のデザインだけでなく機能面においても優れています。シューズの機能をあえて露出することによって、スニーカー業界に大きな影響を与えた名作モデルです。今シーズンは、ブラック×ベージュの組み合わせがモダンなカラーリングで展開。メッシュとスエードの異素材ミックスも、表情豊かな印象です。

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AIR MAX 90 ESSENTIAL

AIR MAX 1の誕生から約3年後、ナイキはAIR MAX 90をリリースしました。エアの分量を大幅にアップしたミッドソールは、ゴムのような弾力性を持つTPUパーツでエアを囲むことで、機能性にもデザイン性にも強調しました。このプラパーツは、ヒールパッチやアイレットなど、随所にあしらわれています。前作まではレッドやブルーなど、スポーツ業界で一般的に使われるカラーを採用していましたが、AIR MAX 90では蛍光色を用いた斬新でユニークなカラーを積極的に採用。ストリートスタイルとも相性がよく、現在でも世界中のスニーカーファンから愛されています。

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AIR MAX 90/1

AIR MAX 90/1はその名の通り、AIR MAX 1のアッパーにAIR MAX 90のソールユニットを組み合わせたハイブリッドなデザインです。21世紀に入り、引き続き最新エアを搭載したモデルがリリースされていく中で、歴代モデルを部分的にミックスする流れが生まれました。最近だと、AIR MAX 95とVAPORMAXをドッキングしたAIR VAPORMAX ‘95なども記憶に新しいところ。歴代のエアマックスシリーズの中でもクラシックな2足を1足に集約したAIR MAX 90/1は、お互いの良い部分を掛け合わせることで、また違った表情を味わえるのも魅力です。